勝麟太郎
勝海舟のことである。
幕臣でありながら「徳川幕府」ではなく「日本」の未来のため、倒幕維新を支持する。
長州征伐の和議講和を進めていたが、幕府のダブルスタンダードに自身が激怒することも。
日本で始めてアメリカへ渡った開臨丸の船長。
ちなみに福沢諭吉も同船。
さらに船長本人は船酔いでベットから起き上がれなかったそうです。
この男を思うとき、坂本竜馬と江戸城無欠開城を思い出すことだろう。
自分を暗殺しに来た男に説教をし、自分の舎弟にする。
実に江戸っ子気質の魅力あふれる人ではないか。
また無欠開城も高度な高度な政治的駆け引きをした。
維新政府の泣き所であるイギリスに「首都を焼くのは蛮民の仕業。そんな国と国交は結ばない」と圧力を掛けさせ、3舟の山岡鉄舟が西郷とやり取りしている一方、江戸の市民を船で非難させる。
さらに難解な問題である大奥も、そのとき一番地から持っていた某人に「出て行ってくださらねば、ここで刺し違えます。私と心中したという外聞はいかがなものかな?」と脅しまがいの脅迫により終結した。
(またその某人が実家の薩摩の悪口をいってしまい、さらに戦火を拡大するところだったのだが、それは別の話)
そもそも江戸進軍は西郷の独断であり、維新政府も木戸をはじめ女房役の大久保すら反対していたのだ。
こうして江戸城は戦火に見えることなく、現在は皇居として存在しているのであった。
また、勝も明治は名誉職に就きながらも、政治のごたごたとは一線をきし、彼らに冷ややかな視線を送ったといわれている。
2008年10月10日|
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