英雄色を好む
伊藤博文の武勇伝。
あるとき伊藤は視察の関係で安芸に訪れました。
そして厳島神社に立ち寄り、そこの旅館に泊まったときのことです。
自分の給仕をする女中を愛らしく思った伊藤は、彼女の手を取り、そっといいました。
「紅葉のように素敵で、まるで食べたくなるような手だね」
労働でアカギレた手をもつ女中に、そんな言葉を掛けるひとはいませんでした。まして相手は時の権力者。
こうして、紅葉饅頭が厳島名物となりました。
厳島は別段、紅葉の名所というわけでもないのですけどねっ
またあるとき、あまりにも華やか過ぎる伊藤の女性関係について、記者が質問しました。
「芸者をえらぶコツはなんですか?」
「地元で一流の芸者を選ばないこと。
その芸者には土地の権力者の息がかかっているからね。だから2流3流の芸者を座敷に呼ぶんだ」
ノンフィクションです。
2008年10月10日|
カテゴリー:リサイクルブログ




